お茶やコーヒーで薬を飲んではいけない理由
どうも、右京です。
僕は頭痛持ちで頭痛薬を飲む機会が多いのですが、出先などで水の調達が面倒な時に、かばんに入っているお茶やコーヒーで薬を飲んでしまうことがあります。
よくネットやテレビで「お茶で薬を飲んではいけない」という意見や、反対に「お腹の中に入ってしまえば飲み物の種類なんて関係ないのでは?」という意見を聞いたことはありませんか?
これって本当はどっちが正解なんだろう。
結構前から疑問に思っていたことなんですが、結論をはっきりさせたくて色々調べてみました。
お茶やコーヒーで薬を飲むのはNG
結論です。正確にはお茶やコーヒーに含まれる「カフェイン」がダメだそうです。
薬の種類によっては、お茶などに含まれるカフェインと反応して体に悪影響を及ぼしたり、薬の成分が吸収されずそのまま排泄されてしまう場合があります。
ですから、これ以外にも紅茶やウーロン茶、栄養ドリンクやコーラなどのカフェインが含まれている飲み物は避けた方がいいということになります。
また、コーラにはカフェインが多く含まれているイメージがありますが、実際には350ml缶で約45mgと、お茶類に比べるとそれほど多くはありません。 ですが含まれていることに変わりはないので、出来るだけ避けた方が良いようです。
カフェインが含まれていなければ何でもいいの?
極論を言えばそうなりますが、カフェインが含まれていなくても、いくつか避けた方がいい飲み物があります。
牛乳
牛乳にはカフェインは含まれていませんが、牛乳を飲むと胃の中に膜をつくり、薬の吸収を阻害してしまう恐れがあります。
グレープフルーツジュース
血圧を下げるための降圧剤やアレルギーなどに使用する抗ヒスタミン剤などは、グレープフルーツに含まれる成分との組み合わせが悪く、薬の代謝を妨げてしまいます。副作用を起こす危険性もあるので避けましょう。
また、麦茶は名前こそお茶ですが、これにはカフェインが含まれていません。特に組み合わせが悪い薬も存在しないので、麦茶は薬の服用に用いても大丈夫です。
まとめ
・お茶、コーヒー、栄養ドリンクなどカフェイン入りの飲み物はNG。
・牛乳は胃の中に膜をつくり、薬の効果が弱まってしまうのでNG。
・麦茶はお茶の中でもカフェインが含まれていないのでOK。
薬は飲み物との組み合わせが大事で、同時に取り入れると効果が弱まったり、副作用の原因となるものがあります。
という結果になりました。どうやらカフェインと薬は仲が悪いようです。要するに、余計な成分が含まれていない水やぬるま湯で飲んでおけば間違いないということですね。